白衣をキレイだと思いますか?

給食や病院の白衣ってキレイだと思いますか?

真っ白だからとても清潔なイメージがあります。

最近のことで一般の方に言われたのですが、白衣は清潔なものだから汚さないように着てくださいと指摘されました。

ん?どういうことかイマイチ理解できませんでした。

私は過去に病院で仕事をしており、現在は薬の一般販売として白衣を着てお店でお客様に医薬品を販売しています。

お店では病院で仕事をしてきたのは私だけで、他の方はごく普通の一般の方で医療については詳しくは知りません。

その方の一人に白衣は清潔だから汚さないように指摘されたワケです。

恐らくその方の白衣のイメージは給食など食べ物を扱うシーンで清潔なイメージがあるのだろうと思います。

しかし病院で仕事をしてきた私としては白衣は決して清潔なものではありません!

病院で医師・看護師・薬剤師などの医療関係者は、病気を患っている患者様と接触します。

病気の原因はウイルスや細菌など様々なものがあります。

さらにウイルス感染した血液や体液にも接触することもあります。

飛沫感染や空気感染もあります。

また治療に必要な医薬品についても皮膚や粘膜に付着したりするだけで有害なものもたくさんあります。

そしてそれらのものから身を守るための防護服が白衣なんです!

つまり医療関係者の中では白衣は汚染されていてもおかしくないという認識であって、決して清潔ではないということです。

2カ所の大学病院で仕事をしましたが、その白衣の洗濯は1週間に一回のみでした。

その汚染されている可能性がある白衣を1週間ずっと着っぱなしになるということです。

1週間で患者様や毒性のある医薬品に接触する機会はかなりなものです。

ここでもうお気づきかと思いますが、白衣の白は汚れを目立たせるためのものです。

もちろん目に見えないウイルスや着色されていない医薬品もたくさんあって白衣でもわからないものもあります。

しかし汚れを目立たせる色です。

よく一般の方のイメージで白衣の天使と看護師さんを象徴するときありますが、白衣は決して清潔の象徴ではないことがわかって頂けたかと思います。

ここで話を元に戻させて頂きますが、白衣は汚れを目立たせることはできますが、汚さないようにすることはできません。

私も今回の件で白衣についての一般の方のイメージと医療者の認識が大きく異なるということがよく理解できました。

白衣だけではなくて人との認識の違いというのはかなりあるものです。

自分だけの視点ではなくて他人からの視点も理解していきたいものです。